忍者ブログ
個人投資家の日記
[47] [46] [45] [44] [43] [42] [41] [40] [39] [38] [37]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「サブプライム関連の証券投資額や、米住宅ローン会社への投融資額などが、日本の主要行で合計1兆円程度にのぼると推定している。しかし、購入している証券の大半は格付けが高いため、影響は限定的と見ている。」などと新聞に書かれていますが・・・全く信用してません。

第一に、日本の金融機関が隠しているあるいは気づいていない可能性があると思っています。日本のバブル崩壊後、損失隠しのためにモーゲージ・ストリップ債といわれる債券が利用されました。くわしい説明は書きませんが非常にリスクの高い債券です。当時の日本の企業は損失隠しのために・・・あるいは利回りに目がくらみ・・・またリスクに気づかずに・・・。投資信託を利用して購入していました。今回もしているでしょう。

第二に、「購入している証券の大半は格付けが高いため」というのが非常に怪しいと踏んでいます。確かに格付けは高かったのでしょう。ええ確かに。しかしすでに格付け会社は今までの格付けはなんだったんだ、と非難を浴びています。

第三に、日本企業も投資信託も全くMBSがらみの証券やローン会社等の株をもっていなかったとしても信用収縮によって日本の株や債券が売られることの影響はやはり相当なものがあると思っています。アメリカのMBSの市場規模は、アメリカ国債をも上回ります。たかが1%で数十兆円が吹き飛びます。これが信用収縮によって何倍、何十倍にも影響が膨れ上がります。その損失を埋めるため、売れるものをとりあえず売ってキャッシュをつくらなければいけません。いかにアメリカの不動産市場が整備されているとはいえ、不動産を売るには時間がかかります。とりあえず売れるもの・・仮に日本の株や債券をもってたら・・・そっから売るでしょうやはり・・・。。

今回のバブル崩壊の影響はもしかしたら10年に1度くらいのダメージかも・・・と思っています。

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
[04/01 kon]
[04/01 たけ]
[03/02 いしかわ]
[02/16 たーちゃん]
[02/06 いしかわ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
GUN
性別:
男性
職業:
IT土方
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析