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個人投資家の日記
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11月に行われたサッカー日本代表の今年の最終戦(対サウジアラビア戦)をたまたまテレビで観ました。

日本代表の今年のベストゲームじゃないかと思うほどのすばらしい試合でした。パスがおもしろいようにきまり、怒涛のような連続攻撃がしかけられ、3-1で快勝しました。

しかし、イヴィツァ・オシム監督から開口一番でた言葉は意外なものでした。

「インド戦よりも出来がよくなかった」  (インド戦は3-0で勝利したのですが、サウジアラビアと比較するとだいぶ格下で、選手たちは疲労困憊の上ピッチはぼろぼろで観ていておもしろいサッカーではありませんでした。)

その後もオシムの口からは厳しい言葉が続きます。

「立ち上がりはイライラする展開だった」「選手がもっとアイデアを出してほしかった」「全体のコンビネーションを考えてほしかった」

全体的にはすばらしい試合であったにも関わらず、問題点を挙げ、浮ついた記事を書きそうなメディアを牽制していました。

逆に、その前のサウジアラビア戦は0-1で敗れているのですがそのときにはこういっています。

「チャンスの数がどちらに多かったか、考えてほしい。得点ではなく、チャンスの数は、日本とサウジ、どちらに多かったと思う?」(日本代表が圧倒的にチャンスの数が多かったにもかかわらず敗れてしまった試合でした)

オシム監督は勝って奢らず、敗れても毅然としています。

が、特にうまくいっている場合に慢心せず注意深く問題点を洗い出すところが最もすばらしいと思います。

こんな人をなんと言い表せばよいのか・・とずっと思っていましたが、最近以下の言葉を知りました。

 「逆境は、時々つらいことがある。しかし順境に耐える人1人に対して、 逆境に耐えられる人は100人もいる。」  (by   トーマス・カーライル)


イヴィツァ・オシム監督は 順境に耐える人 です。

GUNもかくありたいです。

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