個人投資家の日記
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 11月に行われたサッカー日本代表の今年の最終戦(対サウジアラビア戦)をたまたまテレビで観ました。 日本代表の今年のベストゲームじゃないかと思うほどのすばらしい試合でした。パスがおもしろいようにきまり、怒涛のような連続攻撃がしかけられ、3-1で快勝しました。 しかし、イヴィツァ・オシム監督から開口一番でた言葉は意外なものでした。 「インド戦よりも出来がよくなかった」 (インド戦は3-0で勝利したのですが、サウジアラビアと比較するとだいぶ格下で、選手たちは疲労困憊の上ピッチはぼろぼろで観ていておもしろいサッカーではありませんでした。) その後もオシムの口からは厳しい言葉が続きます。 「立ち上がりはイライラする展開だった」「選手がもっとアイデアを出してほしかった」「全体のコンビネーションを考えてほしかった」 全体的にはすばらしい試合であったにも関わらず、問題点を挙げ、浮ついた記事を書きそうなメディアを牽制していました。 逆に、その前のサウジアラビア戦は0-1で敗れているのですがそのときにはこういっています。 「チャンスの数がどちらに多かったか、考えてほしい。得点ではなく、チャンスの数は、日本とサウジ、どちらに多かったと思う?」(日本代表が圧倒的にチャンスの数が多かったにもかかわらず敗れてしまった試合でした) オシム監督は勝って奢らず、敗れても毅然としています。 が、特にうまくいっている場合に慢心せず注意深く問題点を洗い出すところが最もすばらしいと思います。 こんな人をなんと言い表せばよいのか・・とずっと思っていましたが、最近以下の言葉を知りました。 「逆境は、時々つらいことがある。しかし順境に耐える人1人に対して、 逆境に耐えられる人は100人もいる。」 (by トーマス・カーライル)
イヴィツァ・オシム監督は 順境に耐える人 です。 GUNもかくありたいです。 PR コミュニケーションのセミナーにでたことがあります。 ロバート・キヨサキの「金持ち父さん」シリーズで『コミュニケーションの能力は生涯磨き続ける価値がある』とかなんとかそんな一文を読んだことがきっかけでした。 日曜日の18:00から3時間で1回4000円かそこらだったと思います。 「お金結構高いな。プロ野球でも観ながらビール片手にいい気分になってそうな時間になんでこんな思いをしなければいけないんだ?なんてバカなことをしたんだ。途中で寝ちゃうんじゃないか」 などと考えていました。 しかし、そのたまたま参加したセミナーのレベルの高さにはびっくりさせられました。講師の方はその世界では日本でも屈指の方でした。またセミナーを受けにこられていた方たちのモチベーションも大変高いものでした。30人くらいの参加人数でしたが、新幹線で3時間以上もかけてセミナーを受けにきている人も何人かいました。GUNには考えられません。(投資のセミナーならともかく) そのセミナーで学んだ、コミュニケーションの根本にある考え方のひとつに
「問題が自分の外にあると考えるなら、その考えこそが問題である。」 「大切なのは自分自身がどうあるかであって、他人がどうあるか、環境がどうであるかは関係ない。」
ということものがありました。
その後、GUNは自己啓発や成功哲学の本 ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」や ジェームズ・アレンの「原因と結果の法則」や スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」 を読み みんなおんなじこと言っていることに気がつきました。 偉い人がみんな言っているからきっと一番大事なことでしょう。(笑
投資の世界も同じで
「相場(株価/地価)がどうであれ、他人がどうであれ、一番大切なのは自分自身のあり方」
です。 実際、ベンジャミン・グレアムもウォーレン・バフェットもそう言っていますしね。 えー投資研究会のねたがつきまして。。。書くことに困ったわけですが。 バリュー銘柄を探している投資家であれば、どう間違えてもスクリーニングにひっかからない銘柄について取り上げたいと思います。(笑 2006年3月期決算の段階で 帳簿上、株主資本1400億円にたいし 有利子負債が1兆2000億円あります。帳簿外債務が 3400億円 くらいあり ちょうど2000億円の債務超過状態でした。 ・・・・というわけでJALは発行株式の30%以上にあたる新株を発行し、2000億円の公募増資にふみきったのですが、1400億円しか集まらず現在も600億円の債務超過状態です。さらに500億円の融資の担保にとられている飛行機はほとんどただみたいなもんで銀行の人たちは困っているわけです。 一番融資しているのは実は政策投資銀行が3000億円以上貸していらうため、なんらかの政治的措置がとられるのは間違いないわけです。 民間銀行側が戦々恐々としているのは間違いなくて・・・債権放棄しろとか政府にいわれたら・・大損なわけです。 というわけで、私が銀行サイドの人間であれば、三菱UFJ、みずほ、三井住友の3社と結託し、経営者サイドに圧力をかけます。あわせて1200億円以上(3社合計)の債権を・・・そう デット エクイティ スワップを使えば・・・。 負債が株式資本に変わります。 JALは有利子負債がへり万々歳。銀行も債権放棄させらるよりはまし。もしかして1株100円くらいで転換でき、今の株価(214円)で売れたりすれば逆に儲けであります。 2000億円の増資も株主にとってみれば、あほかー、という内容なのですが(そもそもこの増資計画は株主総会の直後に発表された)、もし銀行がDESを実施すればさらにひどい希薄化がおきるわけです。 ・・・投資家にとって 無知とは罪 であります。 またまた先日の投資研究会でのことです。 AKIさんがASP事業(アプリケーションサービスプロバイダー)を行っている企業に投資をしていました。 ちなみにGUNはこの業界で仕事をしています。 厳しいコンペに勝ち残った会社が、何ヶ月もかけてシステムを構築します。最初のうちはいろいろなトラブルが発生し、何日も会社に泊り込んだりします。 どうにかこうにかシステムがうまく稼動するようになると開発費用をもらいます。 その後は毎月「システムの運用費用」をもらいます。 「システムの運用費用」は、システムの利用者数や扱うデータの種類、あるいはシステムの範囲の拡大等により次第に大きくなっていきます。月に数十万円の売上だった顧客が、一年後には数百万円になるような案件もあります。 初期のシステムの開発および運用設計が非常にうまくいった場合だと、毎月ほとんどなにもせずに顧客からお金をもらえる場合もあります。(もちろんすべての事業者はこうなることを理想としています。) しかしそんな幸せな日々はある日突然終わります。 「これからは自社でやります。」 全てのASPの事業者にとっての最大の敵は同業者ではありません。 顧客企業の情報システム部門です。 PS. l-beeさんコメントありがとうございます。 消費者金融業界・・他にもいろいろネガティブなことがあるんですね。勉強になります。
投資研究会で l-beeさんが消費者金融業界の発表をされていました。 PBRも1倍かそれ以下の状況になっておりまして、一見するとバリュー株のようにも見えます。 ・・・が、GUNは消費者金融業界の投資にはちょっとなーと思うわけです。 この12月13日に以下の法案が国会で可決されました。 1.グレーゾーン金利撤廃 2.総量規制(年収の3分の1以上の借入を原則禁止) ・ 貸金業者に借り手の返済能力の調査を義務づける(個人が借り手の場合には、指定 これらに付け加えまして1月の最高裁の判決 3.借り手が利払い遅延になった際、直ちに元金利一括返済を迫られるという「期限の利益の喪失」条項があるかぎり、利息制限法の上限金利を超える利息部分を自己の自由意志で支払ったとはいえない。 →ようは、最高裁は20%(改正前の利息制限法の上限金利)を超える部分については無効だから返しなさいという判決。 1、3、についてもかなりのインパクトがあるのですが、問題は2であります。 400万人以上が総量規制にひっかかり借入ができなくなります。 その額3~4兆円規模になるそうです。 市場全体の規模が12兆円ですからかなり少なく見積もっても25%市場が縮小するのです。。。 さらにそのうえに 『貸金業者に借り手の返済能力の調査を義務づける』ため、新たに信用情報のネットワークの構築の費用が発生します。
えーーどうするんでしょうか業界の人達。。。
もちろんGUNはアイフルの株価が3倍になってもなんの責任もとりませんが。。。 投資は自己判断で お願いします。
PS. たーちゃんさん、初コメントありがとうございます。もうすでに飽きてきましたが、コメントをいただきましたので書く気になりました。 |
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