個人投資家の日記
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ちょっと前のことです。 GUNは新幹線に乗っていて雑誌を読んでいました。 と、突然「うぅ」という声が聞こえました。 となりに座っていたおばあちゃんの声でした。 「大丈夫ですか」とたずねるとおばあちゃんはGUNが読んでいた雑誌を指差し 「私その会社に投資しているの・・・」と言いました。 雑誌にはある会社について悪いことが記述されていました。(※会社名についてはGUNの人間関係が悪くなる可能性があるので伏せています。) 経営者がスキャンダルにまみれていること。 社員がやる気を失っていること。 粉飾決算の疑いが高いこと。 などなど・・・・。 GUNはちょうどその会社の株を空売りしていました。るんるん気分でその雑誌を読んでいましたが、おばあちゃんの悲しそうな顔を見て、自分も悲しい気持ちになりました。 おばあちゃんにその会社の株を持ち続けてもだめなことを伝えました。(実際その会社の株価は40%以上下落しました。) おばあちゃんはその会社以外にも倒産した会社に投資していたそうです。会社名をいっていましたが、GUNが知らない会社でした。 おばあちゃんは株では損をしてばかりのようでした。 GUNはおばあちゃんに決算書を読むようすすめましたが、おばあちゃんはGUNがなにをいっているかすら理解できなかったでしょう。 GUNには田舎のおばあちゃんの顔が浮かび、つらい体験でした。 皆さんこのおばあちゃんのようにならないよう、 投資の勉強は一生続けましょう。 PR Sharesさん(http://www.shares.ne.jp/)がいいもの創ってくださいました。 現在お試し版が無料提供中です。 http://www.shares.ne.jp/c/modules/news/article.php?storyid=29 GUNとしては無料版で充分ハッピーです。 正月に弟から、「株の勉強したいんだけど・・どんな本を読んだらいい?」と聞かれ GUNは悩みました。 『賢明なる投資家』なんか絶対途中でなげだすだろなー。 日本人が書いた本がいいよなー。 どうすっかなー。 悩んだ末にsharesの山口さんの下記の本を弟に薦めました。 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4270000813/249-3017016-3026741?SubscriptionId=02ZH6J1W0649DTNS6002 ところで・・・・白状します。 GUNはこの本を・・・・・・・・ 読んでません(爆 風邪をひきまして体調をくずしています。 3連休も家でゆっくり寝ていようかと思っていました。 が、昼頃会社から呼び出され⇒そのまま徹夜⇒風邪が悪化とあいなりました。 貧乏暇なしでろくなことありません。 ま、それはともかく 【消費者金融、リストラ一段と】 http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hot.cfm?id=d2c0901909&date=20070109 以前にも書きました消費者金融業界ですが、なんか外資系の会社はすばやいですね。 儲かるとわかればすばやく参入し、だめだとなるとさっさと撤退する。 この判断がいいかどうかは別にして、この早さは見習うべきではないでしょうか。 株式投資でいえば素早く損切りした、というところでしょうか。 えー投資研究会のねたがつきまして。。。書くことに困ったわけですが。 バリュー銘柄を探している投資家であれば、どう間違えてもスクリーニングにひっかからない銘柄について取り上げたいと思います。(笑 2006年3月期決算の段階で 帳簿上、株主資本1400億円にたいし 有利子負債が1兆2000億円あります。帳簿外債務が 3400億円 くらいあり ちょうど2000億円の債務超過状態でした。 ・・・・というわけでJALは発行株式の30%以上にあたる新株を発行し、2000億円の公募増資にふみきったのですが、1400億円しか集まらず現在も600億円の債務超過状態です。さらに500億円の融資の担保にとられている飛行機はほとんどただみたいなもんで銀行の人たちは困っているわけです。 一番融資しているのは実は政策投資銀行が3000億円以上貸していらうため、なんらかの政治的措置がとられるのは間違いないわけです。 民間銀行側が戦々恐々としているのは間違いなくて・・・債権放棄しろとか政府にいわれたら・・大損なわけです。 というわけで、私が銀行サイドの人間であれば、三菱UFJ、みずほ、三井住友の3社と結託し、経営者サイドに圧力をかけます。あわせて1200億円以上(3社合計)の債権を・・・そう デット エクイティ スワップを使えば・・・。 負債が株式資本に変わります。 JALは有利子負債がへり万々歳。銀行も債権放棄させらるよりはまし。もしかして1株100円くらいで転換でき、今の株価(214円)で売れたりすれば逆に儲けであります。 2000億円の増資も株主にとってみれば、あほかー、という内容なのですが(そもそもこの増資計画は株主総会の直後に発表された)、もし銀行がDESを実施すればさらにひどい希薄化がおきるわけです。 ・・・投資家にとって 無知とは罪 であります。 またまた先日の投資研究会でのことです。 AKIさんがASP事業(アプリケーションサービスプロバイダー)を行っている企業に投資をしていました。 ちなみにGUNはこの業界で仕事をしています。 厳しいコンペに勝ち残った会社が、何ヶ月もかけてシステムを構築します。最初のうちはいろいろなトラブルが発生し、何日も会社に泊り込んだりします。 どうにかこうにかシステムがうまく稼動するようになると開発費用をもらいます。 その後は毎月「システムの運用費用」をもらいます。 「システムの運用費用」は、システムの利用者数や扱うデータの種類、あるいはシステムの範囲の拡大等により次第に大きくなっていきます。月に数十万円の売上だった顧客が、一年後には数百万円になるような案件もあります。 初期のシステムの開発および運用設計が非常にうまくいった場合だと、毎月ほとんどなにもせずに顧客からお金をもらえる場合もあります。(もちろんすべての事業者はこうなることを理想としています。) しかしそんな幸せな日々はある日突然終わります。 「これからは自社でやります。」 全てのASPの事業者にとっての最大の敵は同業者ではありません。 顧客企業の情報システム部門です。 PS. l-beeさんコメントありがとうございます。 消費者金融業界・・他にもいろいろネガティブなことがあるんですね。勉強になります。
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